勉強中にスマホを使うメリット・デメリット|検索と中断を記録して選ぶ

勉強中のスマホは辞書や教材になる一方、別のアプリへ切り替えたり通知を確認したりするきっかけにもなります。机から遠ざければ必ず集中できる、検索前に3秒考えれば記憶が変わる、という効果は保証せず、自分の課題で何が起きるかを確かめます。

使う理由がある課題と、ない課題を分ける

課題別の扱い方
課題 使う機能の例 使わない機能の扱い
紙の演習問題 必要な語だけ調べる 調べる語をメモし、区切りで開く方法もある
動画教材 教材の視聴と停止 連絡や他の動画を見る時間を別にする
単語の復習 辞書・復習アプリ 課題の範囲と終わりを決める
模試等の練習 本番で利用可能なものに合わせる 試験の規則で禁止なら使わない

スマホ検索が紙の辞書より常に速いか、アプリで学ぶ方が記憶に残るかは、操作と教材によって変わります。辞書を比べるときは同じ語を調べ、必要な説明が見つかるかも確認します。学習用に必要な端末を、理由なく一律に取り上げる判断にはしません。

実際に困ったことを、行動で記録する

勉強中のメモ例(仮定)
時刻・課題 スマホを開いた目的 実際にしたこと 次の変更
英語の読解 単語を一つ検索 辞書を見たあと返信もした 辞書を開く前に通知を調整
計算演習 必要なし 途中で動画を見た この課題の間はかばんに入れて試す
動画教材 解説を視聴 再生とメモに使った 教材用の利用は残す

この表は効果を測った実験結果ではありません。使った総時間だけでなく、「課題に必要だったか」を書くのがポイントです。見終わったあとに問題を解けたか、説明できたかも別に確かめます。時間が短くても課題が終わっていないなら、成功と決めません。

置き場所・通知・教材を一度に変えない

最初は、紙の演習のときだけかばんに入れる、という一つの変更から試します。似た量の課題で、終了した範囲や中断を記録してください。睡眠、課題の難しさ、家の用事なども違うため、二回の結果だけで置き場所の効果を証明できるわけではありません。

緊急の連絡と、あとで見られる連絡を分ける

  • 家族や仕事の急ぎの連絡が必要なら、許可する相手や別の連絡方法を先に決める。
  • 通知や集中モードの例外設定は端末の案内を確認し、必要な連絡を受けられるか確かめる。
  • 子どもと使う場合は、学習目的、休憩、困った場合の相談を一緒に決める。

家庭で子どものネット利用を相談する際には、こども家庭庁の普及啓発資料も参照できます。 こども家庭庁:ネット利用の普及啓発コンテンツ

スマホだけを不調の原因と決めない

中断が減っても勉強が進まない場合は、課題の分量、理解できない箇所、休息、作業場所を見直します。集中が続かないことを本人の意志の弱さと決めつけず、先生や家族と状況を共有できる記録にしてください。

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