時間を意識するメリット・デメリット|予定と実績を分ける記録例

時間を意識すると、予定と実際の違いを振り返りやすくなります。一方、休憩まで細かく測ることが負担になる人もいます。ここでは生活全体を監視するのでなく、間に合わず困る一つの用事を選び、作業、移動、待ち時間を分けて見積もる方法を考えます。

まず、何に間に合わせたいのかを一つ決める

朝の出発、提出する資料、夕食の支度など、目的を具体化します。「時間を無駄にしない」だけでは休息まで削る判断になりやすいので、遅れたときに何が困るのか、急がなくてよいことは何かも書きます。

目的別の記録
目的 計る範囲 計らなくてよい候補
朝の出発 準備開始から玄関を出るまで 起床前の睡眠を効率の評価にしない
資料の提出 作成、確認待ち、修正 作業と関係のない私生活
食事の支度 準備、調理、片付け 家族と過ごす時間を一律の損失にしない

作業時間と中断を二重に足さない

架空の記録例
時刻 したこと 時間
18:00~18:12 夕食の準備 12分
18:12~18:17 来客対応で中断 5分
18:17~18:40 調理を再開 23分
18:40~18:50 片付け 10分

開始から終了までは50分。作業45分と中断5分で計50分です。「合計50分」に中断5分をもう一度足すと55分になり、見積もりを誤ります。この例は当サイトの実測ではありません。開始・終了だけを記録する方法でも、同じように集計できます。

予定と違った理由を分ける

  • 作業自体を短く見積もった。何を作業に含め忘れたか。
  • 待ち時間があった。自分では短くできない待ちを、予定に入れられるか。
  • 追加の用事が入った。断る、別の時間にする、他の人へ相談する余地があるか。
  • 条件が違った。初めての作業や家族の予定を、普段と同じ時間にしていないか。

次の見積もりは、自分の実績から考える

「すべて1.5倍」にする万能な係数は置きません。似た用事が45分、50分、70分だった仮の例なら、70分の日に何が違ったかを先に見ます。締切を守る必要があり、その条件も起こり得るなら余裕を残す、条件が違うなら別の予定として扱う、と分けます。

負担にならない記録の終わりを決める

一週間は試す期間の一例で、必ず必要な日数ではありません。困っていた用事の見積もりを変えられたら、常時計測を続けなくても構いません。時刻を見ることが気になり過ぎるなら、ざっくりした開始・終了だけにする方法や、記録を休む選択も残します。

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